
マレーシア最南端の都市ジョホールバル(Johor Bahru/JB)は、シンガポールとわずか1kmの橋でつながる国境都市です。1日あたりおよそ30万人が両国間を行き来しており、通勤・通学・観光が日常的に交差する“リアルなクロスボーダーライフ”が展開されています。シンガポールの経済圏と隣接しながら、生活コストを抑えられることから、近年では移住や投資、ゴルフを目的とした滞在先としても注目が高まっています。
ジョホールバルが注目される理由

1. シンガポールと日帰り圏内の立地
- JB Sentral駅からシンガポールのWoodlands駅まで電車でわずか約5分(RTS Link開通予定でさらに便利に)
- 渋滞回避には朝7時前・夜7時以降の移動が快適!
2. フォレストシティ特区の進化
- 外国人向けの税制優遇「スペシャルファイナンシャルゾーン(SFZ)」を2024年に正式導入
- 家族資産管理会社の拠点化が進行中
3. 医療と教育の充実
- Gleneagles、KPJなど国際認定病院が複数
- 日本人からも人気のマルボロカレッジ・マレーシアやラッフルズアメリカンスクールなど多くのインターナショナルスクールが点在
マルボロカレッジマレーシアの詳細はこちらから
https://www.kaigai-gakkou.com/malaysia/johor/marlborough-college-malaysia
ジョホールバルにあるインターナショナルスクール一覧はこちらから
https://www.kaigai-gakkou.com/articles/johor-bahru-international-schools
4. 日本人に優しい生活インフラ
- ジョホール日本人会、日本食レストラン(Kemuri、Shokudo、Hinotoriなど)また日系スーパーもあり
ジョホールバル最大級のショッピングモールで、シンガポール人からも人気の「ミッドバレー・サウスキー(Midvalley Southkey)のディレクトリと案内はこちらから

ジョホールバルへのアクセス
空路でのアクセス:クアラルンプール/シンガポールからのルート比較
クアラルンプール国際空港(KLIA)→ ジョホールバル(JHB)
クアラルンプールからジョホールバルへは、国内線でわずか約1時間のフライトです。LCC(エアアジア、マリンドエアなど)を含む複数の航空会社が1日10便以上を運航しており、価格も非常にリーズナブル。
- 所要時間:約1時間(+空港移動含め約2時間半)
- 目安運賃:RM70〜150(約2,000〜5,000円)
- 空港情報:ジョホールバル側の空港は「セナイ国際空港(Senai International Airport)」
- 空港から市内までの移動:Grab(配車アプリ)で約30分・RM30前後
▶ KLIAを経由する場合は、国際線+国内線での乗り継ぎが一般的ですが、時間帯や航空券の料金によってはクアラルンプール経由が最も安価・効率的な選択肢になることもあります。
クアラルンプールからジョホールバルへアクセスする手段の詳細はこちらから。

シンガポール・チャンギ国際空港(SIN)→ ジョホールバル
シンガポールのチャンギ空港は世界有数のハブ空港で、日本をはじめ世界各国から直行便が多数到着します。
ジョホールバルへは空港から直接、陸路での移動が可能で、時間帯をうまく選べば最短1時間半〜2時間ほどで市内に到着します。
- 所要時間:約1.5〜2.5時間(混雑状況による)
- 移動手段:タクシー・専用送迎・バス・配車アプリ(Grab)
- 国境越え:Woodlands Checkpointを経由
- パスポートチェック有り:シンガポール→マレーシア間は出入国審査あり
陸路でのアクセス:シンガポール〜ジョホール間の移動手段(2025年版)
バス利用(格安・ローカル体験に最適)
最も安価な手段がシンガポール市内〜JB Sentral(ジョホール中心駅)までの直行バスです。主要駅(Woodlands、Queen Street、Bugisなど)から多数のバスが出ており、観光客にも利用されています。
- 運賃:SGD2〜4程度
- 所要時間:約1.5〜2.5時間(国境の混雑による)
- 注意点:出入国手続き時にバスから降りて手続きし、再乗車する必要あり
タクシー・Grab(配車アプリ)

ジョホールまでドア・ツー・ドアで移動できる最も快適な手段。Grabではジョホール行きに対応したドライバーを選ぶ必要があるため、事前に「ジョホールに行きたい」とメッセージしてから配車しましょう。
- 料金目安:SGD60〜100(RM200〜350程度)
- 所要時間:約1.5〜2時間(時間帯による)
- メリット:ドア直結・スーツケースOK・言語不要
【注目】RTS Link(高速国際鉄道)※2026年開業予定
現在建設中のマレーシアとシンガポールを結ぶ新交通「RTS Link」は、完成すれば両国を6分で接続する画期的インフラです。
- 開業予定:2026年(ジョホールバルのBukit Chagar駅〜シンガポールのWoodlands North駅)
- 完成後は、1日10万人の移動が可能になると想定され、ビジネス・観光双方で大きな変化が予測されています。
シンガポールからジョホールバルへのアクセス方法の手段の詳細はこちらから。

ジョホールバルのおすすめスポット
ジョホールバルには、観光・教育・医療・買い物・居住といったあらゆるニーズを満たすエリアや施設が点在しています。ここでは、移住希望者から旅行者まで幅広い層に人気のスポットを厳選し、それぞれの魅力を詳しくご紹介します。
レゴランド・マレーシア|東南アジア唯一のレゴテーマパーク
ジョホール州イスカンダルプテリ地区にある「レゴランド・マレーシア」は、家族連れに大人気の大型テーマパーク。
世界中のレゴファンを惹きつけるこの施設は、遊園地・ウォーターパーク・水族館(シーライフ)の3つのエリアで構成されており、子どもから大人まで楽しめます。
- 【おすすめポイント】
✓ 幼児〜小学生のファミリー層に最適
✓ 宿泊施設「レゴランドホテル」併設で1泊2日プランも人気
メディニ地区|インフラ×国際教育が整う未来都市エリア
ジョホール州が国家プロジェクトとして開発を進めている「メディニ(Medini)」は、医療・教育・ビジネス・住宅が一体化したスマートシティ。
グレンイーグルス病院やコロンビア・エイシア病院といった国際認定の総合病院が立地し、外国人居住者にも高い人気を誇ります。
- 【注目ポイント】
✓ 国際バカロレア(IB)認定のインターナショナルスクールなど多くのインターナショナルスクールが通学圏内
✓ イノベーション拠点「Sunway GRID」など企業誘致も活発
✓ 賃貸相場:新築コンドRM1,800〜/月前後(約5万円〜)

イオンモール&Mid Valley Southkey|買い物天国で暮らしも安心
ジョホール市内のショッピングモールは、規模・品揃えともにKLやシンガポールに劣らないレベル。
なかでも人気の高い2つが「イオンテブラウ」および「Mid Valley Southkey」です。
- 【イオンテブラウ】
✓ 日本食材や100円ショップ(DAISO)も豊富
✓ 日系チェーン(無印・ユニクロ・丸亀製麺など)完備 - 【Mid Valley Southkey】
✓ ラグジュアリー&ローカルブランドが融合
✓ 屋内プレイグラウンドや映画館もあり、休日に最適
▶ 日常生活に必要な買い物や娯楽はこの2カ所でほぼ完結します。
フォレストシティ・ゴルフリゾート|南国リゾートの中で極上のプレー
フォレストシティは、中国系大手デベロッパーが開発した海上都市型プロジェクト。その中核にある「フォレストシティ・ゴルフリゾート」は、ジャック・ニクラウス設計の36ホールコースを備えた世界的評価のゴルフ施設です。
- 【魅力のポイント】
✓ 併設ホテルあり(宿泊+プレー+送迎のパッケージが人気)
✓ 海風が吹き抜ける美しい芝と開放感ある景観
タマン・モレック(Taman Molek)|日本人に人気の住宅エリア
落ち着いた雰囲気と利便性の高さで知られる「タマン・モレック」は、ジョホール在住の日本人ファミリーに非常に人気のある居住エリア。
高級コンドミニアムや一軒家が立ち並び、周辺には日系飲食店や日本食材店も点在しています。
- 【生活の利便性】
✓ 徒歩圏に学校・クリニック・レストランあり
✓ 治安が良く、長期滞在にも向く
✓ 車でMid Valleyまで約10分、フォレストシティへもアクセス良好
詳細はこちらから

ジョホールバルでゴルフ

ジョホールバルは東南アジア屈指のゴルフ天国としても知られています。年間を通じて温暖な気候、美しく整備されたコース、そして比較的リーズナブルなプレー料金が魅力。観光で訪れる方も、移住後にゴルフを楽しみたい方にも理想的なエリアです。
- フォレストシティゴルフリゾート:ジャック・ニコラス氏が設計したレガシーコースなどが有名な中級者から上級者向けのゴルフリゾート。
- エルスクラブリゾート:リゾート地デサル・コーストに位置する、海を眺めながらのプレイが可能なゴルフコース。
- ポンデロッサゴルフクラブ:市街地に近い、シンガポールからもアクセスしやすいゴルフコース。
ジョホールバルにあるゴルフコースの詳細はこちらから。

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