【書き換え】運転免許をマレーシアで書き換える方法。

日本の運転免許証をマレーシアの運転免許に書き換えることが可能です。マレーシアに長く住まわれる予定の方、長期間マレーシアに滞在し、マレーシアのビザを保有している方は書き換えることが推奨されています。

この記事では2024年、実際に日本の運転免許証からマレーシアの運転免許証に書き換えた著者が所要時間、必要書類、手続きの方法などを書きます。

日本からマレーシアの運転免許に書き換えたい方はこの記事がおすすめです。

目次

免許書き換え事前準備|書類を揃える

日本の運転免許からマレーシアの運転免許への書き換えは書類の申請のみで、テストなどはありません。必要な書類は以下の通りです。

必要書類

  • パスポート(原本・コピー)
  • 日本の運転免許証(原本・コピー)
  • ビザ(原本・コピー)
  • 大使館からの免許翻訳書類(原本)
  • JPJ L1(ダウンロードはこちらから・JPJで記入でも可)
  • JPJ Appendix B-2(ダウンロードはこちらから・JPJで記入でも可)
  • 証明写真 *こちらは免許受け取り時に必須 

パスポートは顔写真のページとビザのページのコピーを持参しました。

大使館の免許翻訳書類は事前に大使館へ問い合わせて準備しています。

大使館の免許翻訳書類に関しては在マレーシア日本国大使館の情報をご確認ください。
各種証明書発行・在マレーシア日本国大使館(外部ページ)

書き換え手続き|JPJへ

必要書類を全て揃えたらマレーシアの道路交通局、通称「JPJ」へ行きます。JPJのカウンターは混雑するので朝方など比較的空いている時間帯に訪問するのがおすすめ。

著者はジョホールバル・タマンダヤにあるJPJへ行きました。

JPJでは受付カウンターで必要書類の確認をし、番号札を発券してもらいます。この際「Converting foreign driving license to Malaysian license」と伝えると通じます。

やりとりは殆どなく、書類を確認、記入箇所を確認、サインして終了です。

申請は書類が揃っていれば簡単。やり取りも少ないです。

書類を提出したら、メールを待ちます。

免許の発行は約1ヶ月かかり、その場では受け取れません。支払いと証明写真は免許を受け取る際に必要になります。

メールを受け取ったら再びJPJへ

書き換え、マレーシア運転、

JPJからメールを受信したら免許を受け取りに再びJPJへ。

著者の場合は申請から約2週間で発行されました。発行時は受信したメールのスクショとパスポート、証明写真が必要になります。

また支払いは現金には対応していなく、VisaもしくはMasterのクレジット・デビットカードが必要です。

番号札を受け取り発行を待ちます。

書き換え、マレーシア運転、

マレーシアでは運転免許証のデジタル化の移行を進めている関係で、現在発行される免許証は仮の形のもの。2025年中旬には移行が完了する予定となっています。

その影響もあり、著者が発行されたのは紙の免許の許可証。この紙を免許証の代わりに持参しておくようにと伝えられました。

書き換えに伴ってかかった費用

日本の運転免許からマレーシアの免許への書き換えにかかる費用はマレーシアの免許発行の費用と大使館への翻訳費用です。内訳は以下の通りです。

マレーシアの免許発行手数料(PDLライセンス2年間有効):RM140
日本大使館翻訳手数料:RM70

*価格は2024年11月時点。

最初は「P」ライセンスとなり、2年後に更新になります

日本の免許証からマレーシアの免許へ書き換えた場合、最初の2年間は「Pライセンス」と呼ばれている初心者ライセンスの発行となります。有効期限は2年間で、2年間の間に交通違反等で免許取り消しにならなかった場合、「Cライセンス」と呼ばれる免許証へ更新となります。

Pライセンス期間中は自動車に「P」のステッカーを提示する義務があります。日本の初心者マークのようなステッカーで、雑貨屋やJPJなどで安価に販売されているので、フロントガラスとリアガラスに貼り付ける必要があります。

またPライセンスは2年間と決められている為、2年後に更新となります。Cライセンスの場合は有効期限を選ぶことができ、ビザの有効期限と合わせて更新することも可能です。

マレーシアでは運転免許更新時には講習などはなく、手続きのみとなっています。

無免許、危険運転続出?マレーシアの運転事情

マレーシアでは検挙された中で最も多かった違反が無免許運転となるほど、無免許のドライバーが多く路上を走っています。古い統計ですが、2013年時点では約300万人が無免許で運転しているという情報もあり、約10人に3人が無免許で運転していることになります。

特にバイクやトラック、バスなどに多く、運転には注意が必要です。急な割り込みや信号無視などが多発しているので、自分は交通ルールを守っていても追突される可能性を考慮しながら運転する必要があります。

また雨季には洪水被害も多く、道路の陥没が発生するので雨天時はスリップなどに細心の注意を払って運転を心がけることが重要です。

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