マレーシアで家を引っ越しすると困るのがインターネット。オーナーさんが契約している場合は問題ないですが、自分で契約した、もしくは賃貸物件ではない方はインターネットの引っ越し手続きも行う必要があります。
TM(テレコム・マレーシア)のモデムとルーターを持っていっても、そのまま設置するだけでは繋がりません。引っ越しの手続きには少し時間がかかるので、余裕を持って引っ越し前に手続きを行う必要があります。
この記事ではマレーシアでの引っ越しが控えていて、その際のインターネット契約について疑問に思っている方のお悩みを解決します。
引越し時の選択は2択になります
マレーシアで引っ越しをする際、インターネット回線は引っ越し手続きをして持っていくか、もしくは解約して再契約するかの2択になります。
この記事では両方の手段のメリットとデメリットを列挙し、引っ越しの際のインターネット契約問題について迫ります。
解約して再契約する方法
まず一番簡単なのが現在の回線を解約して、新しい回線を契約する事です。この方法を使うと引っ越しの手続きが不要で、新居で早くインターネットを使うことが可能。
TMの引っ越し手続きには最大で1から2週間かかる事があり、引っ越しの時間の余裕がない場合は最悪の場合インターネットが数日間使えない状況になります。それを回避する為にも解約して、再契約をする方法が最善。
新規契約の場合は工事までにかかる日数は数日程度で、混雑状況によっては最短で当日に設置可能。
ただし、TMの契約には縛り期間が設けられていて、契約から2年間は解約ができません。契約期間が2年以上経過していない場合は違約金が発生します。
違約金は現在のインターネット使用料x2年までの残りの月の合計額となり、高額になるためお勧めしません。契約期間が残っている場合は再契約の方法はお勧めできません。
契約を続けたまま引っ越しする方法
契約を続けたまま、引っ越しをする方法もあります。この方法はTMの縛り期間を終えていない方にお勧めです。
再契約となると全て機械も新しくなりますが、契約を続けたまま引っ越しの手続きをするとモデムやルーターはそのまま使い続けることになります。
またこの際、自分で機械を持っていき、設置するだけでは使えません。
新居で開通工事をする必要があり、TMの技術者の方がくるのですが、新規契約の方が優先となっているのか、工事に来るまで時間がかかる。
違約金の支払いが不要で、契約は続行となるほか、新規契約にならないので再度デポジット払う必要もありません。(ただ、再設置手数料は取られるので、どっちもどっち)
個人的には契約の縛りがまだ残っている等の一部の場合を除き、こちらの引っ越しの手続きはお勧めできません。
早いのは再契約!だが違約金に注意
最も早くインターネット回線を開通させる方法は解約して新居で再契約する方法。しかし契約後2年間の縛りがあるので、必ず向こう2年間滞在するという計画があり、引っ越しも出来ればその2年間は行わないという方に向いています。
解約の際に縛り期間が残っていると違約金が発生するのでご注意ください。
引っ越し手続きの場合は違約金等は発生せず、契約も続行できますが設置までに時間がかかります。どちらの方法がいいのか、ご自身のケースに照らし合わせて選んでみてください。
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