マレーシアへの移住を考えられている方必見。マレーシアで賃貸物件を見つけ、入居するまでの流れをご紹介します。こちらは一例であり、実際は物件により順序が変わる場合がありますが、基本的にはこのような流れになっています。
また最後に、マレーシア版のSUUMOやAthomeに似た、オンラインの賃貸プラットフォームをご紹介します。
内覧・物件探し
まず、物件を探す必要があります。この記事下部に掲載している物件探しプラットフォームなどを通じて、連絡をとります。基本的に、仲介業者と直接連絡を取ることになります。
仲介業者は同じコンドミニアムでも複数の部屋を取り扱っていることが多いので、数部屋見ることができないか聞いてみてください。
実際、部屋によっても大きく印象が変わります。またマレーシアでは家具付きの物件が多い為、オーナーの家具の選び方によっても大きく部屋が異なります。
内覧時に家賃を聞き、交渉が可能か、そして家賃がいくらになるかの確認もします。1年契約の場合、あまり値引きは効きませんが、長期で滞在の場合、2年契約にすることで家賃の交渉には応じてくれやすくなります。
予約費用(Booking Fee)支払い
いい物件を探すことができたら、敷金・礼金の支払いになります。最初に支払う必要があるのは家賃1ヶ月分に当たる「Booking Fee」というものになります。
このBooking Feeは予約のための費用で、こちらを支払うことで他の内覧者を抑えることができます。
予約費用は初月分の家賃に補填されます。
条件の交渉
物件の予約をし、最初の費用の支払いをしたら条件の交渉に移ります。
条件の交渉では具体的に以下のことを交渉します
- 入居日(通常内覧から1−2ヶ月程度)
- 細かな条件
こちらは全てテキスト上でのやり取りになります。英語力に自信がない方でも翻訳アプリなどを使って、マレーシアでよく使われているLINEの代替サービス「WhatsApp」を使ってやり取りができます。
条件が整ったら本契約になります。本契約もオンラインで行うことが法律上認められていて、入居者、オーナー側双方のサインが行われ、それぞれがコピーを持つことになります。
残りの敷金・礼金支払い
本契約に移ったら敷金・礼金の支払いを行います。マレーシアでは「Deposit」(デポジット)と呼ばれ、通常は以下の費用が発生します。
- 初月分家賃
- 補償金(家賃2ヶ月分)
- 公共料金デポジット(家賃半月分)
- 紹介料(家賃半月分)
- 印紙税
こちらから初月分の家賃はすでに「Booking Fee」として支払い済みなので差し引かれます。残金の支払いを行ったら、鍵の受け渡しに移ります。
鍵の受け渡し・入居前確認
鍵の受け渡しは入居日前後の双方の都合のいい日程で行います。こちらには内覧に立ち会った不動産エージェントが来て、物件の入居前確認を行います。
付いている備品・家具・家電の確認、細かな傷の確認、駐車場の確認等を行い、全てにサインを行います。
こちらで鍵の受け渡しが終わり、入居開始になります。
入居開始
マレーシアの物件は入居開始後もたまに仲介業者とのやり取りが発生します。入居中に発生する工事やメンテナンス等はエージェントから連絡を受けます。
また、何か故障が発生した際には通常契約時に明記されている通りに、一定金額までの小さな修理は入居者の負担、金額が大きな故障の修理はオーナー負担となります。
電気・水道などはすでに契約されている事が殆どのため、契約手続きは不要です。しかしこれらの料金は家賃には含まれておらず、ご自身でクレジットカード、若しくは支払い可能なコンビニなどに行って支払いする必要があります。
通常、インターネットは契約されていません。仲介業者に依頼すればインターネットの開通手続きの代行や紹介などをやっていただけます。こちらは入居者ご自身の名前での契約になり、この書類は現地に住んでいるという公共料金の証明としても利用することができます。
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iPropertyから写真を見て気に入った物件をいくつかピックアップし、実際にエージェントに連絡を取ってみてください。当日の内覧は不可能で、最低での2−3日の猶予を持っておくことで、スムーズに内覧することができます。
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