マレーシアでは自動車税の支払いが完了している証拠として、自動車のフロントガラスにステッカーを貼る事が義務付けられていました。検問ではこのステッカーの期限を確認し、自動車税を支払っているか、支払いを滞納しているか確認しています。
自動車税ステッカーの表示が不必要になりました
マレーシアは2月10日から登録している場合、自動車税のステッカーを窓ガラスに貼らなくて良いという変更をしました。
JPJ(マレーシア道路交通局)のオンラインポータルに登録した場合、窓ガラスへ貼らずにシステム上で確認出来る様になります。
検問では目視でステッカーを確認するのではなく、カーナンバーを読み取って確認するガジェットを今後は利用していく方針です。
また、自動車税の更新もオンラインで可能に。これは外国人でも利用が可能で、JPJポータルに登録後、自動車の詳細を入力する事で更新できます。
Road Taxのリニューアル方法
自動車税のリニューアルはJPJのオンラインポータル「Myeg」から簡単に行う事ができます。
まずはアプリ、もしくはWebブラウザでJPJの『Myeg」にログイン。
すると以下の様な画面になります。
メニューから「Road Tax Renewal」という項目を選択します。
自動車のオーナーのパスポート番号や電話番号、名前、自動車のカーナンバーを入力し更新が可能。今の所Delivery Infomationが表記されているので、ステッカーも配送されるようです。大体の場合は自分で更新する事なく、自動車保険の更新と同時に行われているので、自分でこの作業を行う機械は少ないかと思います。
ステッカーを送ってもらう場合、送料がかかります。クアラルンプールやプトラジャヤ、セランゴール州はRM6。その歯の週はRM8。東マレーシアではRM10で、速達を利用出来るのはセランゴール・クアラルンプール・プトラジャヤのみで次の日に配達、送料はRM20となっています。
免許証の電子更新はマレーシア人・永住権保持者のみ
マレーシアは同時に運転免許証の更新もデジタル化されたと発表しました。運転免許の更新は今の所マレーシア国籍をお持ちの方、マレーシア永住権を保持している方のみで、長期滞在ビザなどでは不可となっています。
同じJPJのMyegポータルサイトから一番下の項目「Driving License Renewal」を選択し、電子で免許の更新が可能。
JPJは様々な手続きの簡略化、電子化を目指しており、その最初のステップとして自動車税の更新を電子化、さらにステッカーをフロントガラスに貼る必要を無くすなどしました。
さらに便利になっていきますね!
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