マレーシアからシンガポールへは自家用車で入国ができます。入国時にはAutopassカードを登録し、通行税を払う必要があり、このAutopassカードを持っていない場合、国境で返されます。
今までは国境にあるオフィスでの更新が可能となっていましたが、混雑防止の観点から国境での更新は不可に。全てオンラインで完結するスタイルになりました。この記事では新たにAutopassカードを申し込む方法を見ていきます。
AUTOPASSの新規登録はシンガポール交通局ウェブサイトから
まず、Autopassカードの新規登録はシンガポールの交通局ウェブサイトから行います。登録のウェブサイトは以下リンクから。リンクを押すと別のタブでページが開きます。
https://onemotoring.lta.gov.sg/content/onemotoring/home.html
ウェブサイトへアクセスするとこのような画面になるので、黄色いトップバナーにある「Read More」をクリック。
飛んだ先のページからスクロールダウンして、以下のようなボタンを見つけてください。
デジタルサービスの中から「Apply for a Vehicle Entry Permit」を選択。これがAutopassカードの新規申請の手続きになります。
そしたら以下の様な画面になります。
上から順にメールアドレス、Captchaを入力。確認が行われたらAutopassの申請画面になります。
Autopassカード新規申請は完全オンライン化
Autopassカードの申請は完全オンライン化されていて、公式ウェブサイト以外の方法での登録はできません。
上項の確認が終わったらまず自動車のタイプを選択、車の場合は「Car」バイクの場合は「MotorCycle」を選択します。
上から順に車のナンバー、自動車保険の有効期限、保険会社の名前(ドロップダウンで選択)そして自動車のブランド、車種を選択します。
全て選択したら画面下にある「Continue」をクリック。
車の情報を記入し終えたら次は本人の情報の入力になります。
Autopassカードは基本1台で1枚となっているので、複数台所有されている方は別に申請する必要があります。
Applicantは自動車のオーナーの確認。上から名前・電話番号・メールアドレスを入力。
国籍はマレーシア人の場合は「Malaysian」それ以外の方は「Others」を選択し、下のプルダウンメニューから自分の国の名前を探します。
日本人は「Japan」を探します。
その下にはシンガポールの長期滞在ビザ状況が出てくるので、シンガポールのビザを保有している方は選択。持っていない方は「Social Visit Pass」を選択します。
そしたら居住場所の住所を登録する必要があり、電話番号を入力し、下には住所を入力。
画面下には「Tick if the owner is applicant」と言うチェックボタンがあり、自動車の名義が上の申請者の場合はそれをクリック。自動車の名義が違う人の名前の場合はこれを選択せずに、オーナーの情報も入力していきます。
会社名義の車などは注意が必要です。
そしたら写真を添付するページにあり、パスポートの写真、自動車のRegistration写真を添付します。
自動車のRegistrationとは以下のピンク色の紙のこと。
さらに自動車の保険情報の紙の写真を撮影し添付。自動車保険は毎年更新されるので、そのたびにAutopassカードの更新をする必要があります。
新規申請ではCollection Methodと言う画面でAutopassカードの受け取り場所を設定。
カードの受け取りはマレーシア側ででき、ジョホールバルの市街地エリアに受け取り場所があります。Payment Methodは支払いの方法で、クレジットカードやデビットカードを選択しておけばOK。
カードの受け取りまでは数日〜数週間かかる場合があるので、余裕を持って早めに登録することを推奨します。
マレーシアナンバーの車はシンガポール免許不要
マレーシアで登録されている自動車はシンガポールで走行可能。Autopassカードの登録が済ませてあり、通行税を払えばシンガポールの運転免許証や国際免許も不要。
マレーシアの運転免許で走行できます。注意点として、マレーシアの運転免許のみ保持している場合は、シンガポールで登録された自動車「Sナンバー」の自動車をシンガポール国内で走らすのは違法になります。その場合は国際免許証が必要になるので要注意。
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