東南アジア最大級のワニ園「Teluk Sengat Crocodile Farm」

マレーシアは世界有数のワニの産地。今でこそ飼育数は減っていて、ワニを保護する方向に動いていますが、少し前まではワニ皮の為にたくさんのワニを飼育していました。

また、野生のワニも多く生息していて、特に東マレーシアでは世界最大のワニが発見された事で有名です。

マレーシア最南端のジョホール州には東南アジア最大級と呼ばれるワニ園があり、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

マレーシア最大のワニ園「Teluk Sengat」

マレーシア最大、東南アジアでみても最大級のワニ園がジョホール州にある「Teluk Sengat Crocodile Farm」です。いつでも見学が可能なこのワニ園では、約数百〜千のワニが常に飼育されています。

ワニ園の広さはそこまで大きくなく、1〜2時間もいれば十分な広さ。しかしその中には沢山のワニが飼育されていて、その環境と人と隔てる壁の薄さからスリルが味わえます。

ワニは大きな生簀で飼育されている物が多い。他にも高齢なワニや子供のワニは個別の部屋に分かれていますが、大半のワニは中央にある巨大な池で飼育されている。

ほとんどの時間を池の中で過ごしている為、あまり人の目が触れる場所には出てきませんが、池から上がってくると目の前に現れるので迫力満点。

年齢が100を超えているワニも多く飼育されていて、その大きさはなんと2メートル以上。人なんて簡単に飲み込めそうな巨体のワニは、その生涯を終えるまでこのワニ園で飼育される事になります。

こういったワニは輸出用ではなく、観光客のための観賞用に飼育されています。また亡くなってしまったワニはこのように骨として展示されていました。（ちなみに、触れます。）

施設の環境はとても綺麗に整備されているという訳ではありませんが、安全性は確保されている、、、はずです。

薄いコンクリートの壁とネットで隔てられていて、ワニは壁のすぐ向こう側！スリル満点のワニ園となっています。餌は常に与えられているので、人間がそばに行っても大丈夫？？なのか。

こんな最大級のワニ園がジョホール州に存在しているのは、実はジョホール州は野生のワニが沢山生息している産地。ジョホール州を貫くように流れているジョホール川はワニの産地で、実際ここで飼育されているワニの多くはこのジョホール川で捕獲された物です。

このジョホール川はジャングルの中から街中まで繋がっている川で、今ではワニは減少していますが、野生のワニは今でも捕まえられています。

住所：Lots 1289 & 1290, kampung belading, Jalan Sembilang, Teluk Sengat, 81940, Johor

営業時間：9時〜18時半

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