マレーシア版のETCとも呼ばれる「RFiD」というシールを貼るだけで、どんな車種にも搭載できる便利な高速道路の支払いシステム。RFiDは車にシールを貼ることで利用でき、シール自体はLazadaもしくはShopeeで購入が可能。
DIYキットが解禁され、早速試してみました。
マレーシア版ETC「RFiD」の設置方法
RFiDはマレーシアTouch ‘n Goが提供する高速道路の料金支払いサービスです。通常はTouch ‘n Goの物理カードを使う事で高速道路の料金や駐車場の料金を払う事が出来るのですが、一時停止し窓を開けてタップするのが面倒。
それを解決するのがRFiDです。車にシールを張ることにより、わざわざ物理カードをタップせずに高速道路料金の支払いができます。日本のETCに近いですが、機械を付けるのではなくシールでできます。
以下マレーシアPaultan.orgが提供しているRFiDの説明(英語)です。この記事は以下の動画を元に作成しています。
装着方法は簡単です
RFiDの「Self-fitment kit」はマレーシアのオンラインショッピングサイト、「Lazada」もしくは「Shopee」にて購入が可能です。どちらもTouch ‘n Go公式が発売しているので安全です。
RFiDを貼ることが出来るのは車の窓ガラス左上、もしくは左のヘッドライトです。一番おすすめなのはヘッドライト一択、なぜなら窓ガラスでは視界に線が入ります。
これがちょっと鬱陶しい。
また窓ガラスに貼る際はスモークフィルムなどを貼っていると機能しないなどとも言われていますが、フィルムの上から貼るので関係ありません。ヘッドライトへ貼る場合はヘッドライト上にフィルムが貼られていない事が推奨されています。改造している方は要注意。
RFiDのシールは購入後、数日で郵送で届きます。
シール貼り付けの3ステップ
①ヘッドライトを拭く
②シールを↑の台座から剥がす
③シールをヘッドライトもしくは窓へ貼る
これで貼り付けは完了。注意として貼り直しはできないようになっています。これはシールの盗難防止にもなっていて、剥がした瞬間に壊れます。なので貼る際に間違えないようにご注意下さい。
貼ったらアプリで設定します
ウェブ、もしくはアプリより登録できますが断然アプリの方が便利。Touch ‘n Goが提供する「Touch ‘n Go eWallet」アプリを使います。このアプリはApple Store、Google Play Storeより無料でインストール可能。
まずは先ほどの「Touch ‘n Go eWallet」をオープン。ここから「RFiD」を選択。
先程の画面になるので、「RFID」を選択肢、「Active RFID」というボタンをクリック。
RFIDに書いてあるTag番号を入れます。タグはシール下の白い紙の部分に書いてある番号です。もしくは携帯のカメラを使い読み取る事も可能です。
そのあとは個人情報の入力があります。車の年式、車種、登録(自家用車、トラックなど。。。)また自分の住所情報なども入力します。
そしたら全ての登録が完了。24時間以内に使えるようになります。現在は高速道路でのみ使用可能ですが、将来的には駐車場やドライブスルーの支払いでも使用可能になります。
RFIDの代金は全てTouch ‘n Go eWalletから引かれます。Touch ‘n Go eWalletへはカードもしくはお近くのセブンイレブンで入金が可能です。
RFiDの購入はこちらの公式サイトから可能です。
https://rfid.touchngo.com.my/buy-rfid-tag
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