【教育移住】ジョホールバルにあるアメリカンスクール2校を比較。

ジョホールバルへの教育移住は、多くの家庭にとって魅力的な選択となっています。このマレーシアの都市は、エキサイティングな文化、絶え間ない活動、そして最も重要なのは、高品質な教育機関が数多く存在することで知られています。特に、アメリカンスクールは、アメリカの教育システムと価値観に基づいた教育を提供し、国際的な生徒にとって魅力的な選択となっています。

この記事では、ジョホールバルで提供されている2つの優れたアメリカンスクール、「ラッフルズアメリカンスクール」と「シャタックセントメリーズフォレストシティ」に焦点を当て、それぞれの学校の特長、カリキュラム、キャンパス、教育アプローチなどを詳細に比較します。これにより、ジョホールバルでの教育移住を検討しているご家庭に、最適な学校選択に関する貴重な情報を提供します。

両校の個別の特長と教育プログラムを調査し、どの学校があなたの子供たちにとって最適な教育環境を提供するかについて深く掘り下げてみましょう。ジョホールバルでのアメリカンスクール選びの第一歩として、この比較記事をご参考にいただければ幸いです。

目次

ラッフルズアメリカンスクール

raffles-american-school.edu.my 引用

Raffles American School(ラッフルズアメリカンスクール)はジョホールバルに2012年に開校したアメリカのカリキュラムを導入しているインターナショナルスクールです。

ラッフルズアメリカンスクールは、幼稚園生から高校3年生までの学生を受け入れている一貫性のインターナショナルスクールです。

教育プログラム

ラッフルズアメリカンスクールでは、日本の教育と大きく異なるアメリカ式の授業スタイルを導入しています。その為、体を動かして学ぶアクティブラーニングを多く取り入れています。例えば、多くの教室では学生の勉強机は教室前方の黒板、ホワイトボード側に向いておらず、学生同士が対面となったラウンド型の机の配置となっています。

アメリカンスクールでは学生が主体となった授業が盛んに行われていており、暗記の必要はテストよりはより深い思考力を求めるプレゼンテーションや討論、エッセイの執筆などのプロジェクトが主な授業となっています。

「ITスキル」も身につけることができます。ラッフルズアメリカンスクールでは、小学生は学校から全員にタブレットが支給され、高学年は全員が1人1台、ノートパソコンの持参が必須となっています。これはパソコンの授業で使うわけではなく、通常の英語や数学といった授業の一環で、「一つのツールとして」パソコンを使います。

課題の提出やワードを使ったエッセイの執筆、プレゼンの作成、検索エンジンを使った調べ物、これらのスキルを全ての授業の中で取り入れています。

ラッフルズアメリカンスクールでは英語初心者のお子さんでも安心して入学できるよう、英語の集中コース「EIPコース(English Immergent Program)」を用意しております。こちらのコースに入学された学生さんは、音楽、体育、図工以外の座学授業「英語・第二言語・数学・科学・歴史」といった授業を別クラスで受けることになります。

「まずは英語が喋れるようになってから」というのを重要としており、EIPプログラムに入学された学生さんは主に各科目で使う語彙力や英語力を鍛えます。通常約1年間ほどでEIPを卒業し、通常の授業に参加するようになります。

学校施設

ラッフルズアメリカンスクールの学校設備はとても豊富で、学習に必要なものから生徒の想像力を高めるものまで多く取り揃えております。学校の設備は以下の通りです。

  • オリンピックサイズのスイミングプール
  • プラネタリウム
  • 体育館2つ
  • 巨大図書館(7000冊以上の本を用意)
  • クライミングウォール
  • 野球場
  • サッカーコート
  • バスケットボールコート
  • 600人収容可能の講堂
  • 校内全域のWi-Fi

多種多様な設備を持っており、特にプラネタリウムを校内に有しているのは東南アジアではラッフルズアメリカンスクールただ一つとなっています。

学生数:約350人SAT・AP・WASC
教師ネイティブ率:9割学費:RM36,500~

公式ウェブサイト:https://raffles-american-school.edu.my/

シャタックセントメリーズフォレストシティ

シャタックセントメリーズフォレストシティ、フォレストシティ、インターナショナルスクール
ssm-fc.org 提供

シャタックセントメリーズフォレストシティはアメリカの名門「シャタックセントメリーズ」の海外分校で、2018年に新興開発地区フォレストシティ内に開校しました。

こちらもラッフルズ同様、幼稚園生から高校3年生までの学生を受け入れている、一貫のアメリカンスクールとなっています。

教育プログラム

シャタックセントメリーズフォレストシティの教育プログラムはアメリカ・ミネソタ州で165年以上の歴史を持つ本校のものを使っております。また、シャタックセントメリーズフォレストシティはアメリカ教育省が認める教育団体「NEASC」によって教育の質が認定されています。

全寮制の高校である本校の教育プログラムを、フォレストシティ校では通学生にも対応できるようアレンジし、より多くの学生にとって通いやすいようになっています。

また本校には無い幼稚園から小学部もフォレストシティ校は用意しており、外国語授業などの一部を除き、ほぼ全員がアメリカやカナダから来たネイティブの先生となっています。

シャタックセントメリーズフォレストシティではアクティブラーニングを取り入れ、生徒主体の授業方式となっています。学生自らが進んで行う授業というのを目指していて、プレゼンやソクラティックセミナー、討論、発表会などを課題として行います。

独自の進学サポートプログラム「パスウェイ」では学生一人一人に今後のキャリアや進学希望の専攻、国、授業などを専門知識の持ったカウンセラーが聞き、それぞれにあった進学のサポートを行います。シャタックせんとメリーズフォレストシティからは名門デューク大学やペンシルバニア州立大学、香港城市大学などに進学生を排出しています。

STEM教育をいち早く取り入れ、学生は3Dプリンターを使ったエンジニアリングやプログラミングの勉強、映像の作成などの教育も行なっています。

学校施設

シャタックセントメリーズフォレストシティはキャンパスの面積はラッフルズアメリカンスクールと比較すると狭いものの、校舎の階層を増やし、多くの設備を設けています。

  • サッカーコート
  • オリンピックサイズのスイミングプール
  • バスケットボールコート
  • 学生センター
  • 3Dプリンター・weCreateセンター
  • レコーディングスタジオ
  • 800人収容可能の講堂
  • 陶芸教室
  • 2つの図書室
  • 校内全域のWi-Fi

スポーツから文化系の設備まで揃えているほか、また学校全体に自然を配置し落ち着いて勉強しやすい環境を作っています。

学生数:約200人SAT・AP・NEASC
教師ネイティブ率:9割学費:RM69,000~

公式ウェブサイト:https://www.ssm-fc.org/

ジョホールバルでアメリカンスクールを探すなら上気2校

ジョホールバルでアメリカ式のインターナショナルスクールを探しているのであれば、上記2校の選択肢から選ぶことになります。

どちらも、魅力的なインターナショナルスクールですが、それぞれ少し違いがあり特色があります。

ラッフルズアメリカンスクールは海外移住初めての方も受け入れ、英語が出来ないお子さんも受け入れ、英語を集中的に教えるコースを用意しています。また、ラッフルズアメリカンスクールの方が学生数が多く、学生の国籍にもバラつきがあります。

シャタックセントメリーズフォレストシティはアメリカに本校がある本格的なアメリカンスクールで、165年以上の歴史を持つカリキュラムを導入。進学プログラムに力を入れ、シンガポールから近い振興開発地域フォレストシティという戦略的な場所に位置しています。

ジョホールバルのインターは21校

現時点でジョホールバルには合計で21校のインターナショナルスクールがあります。多くがイギリス・ケンブリッジ式のカリキュラムを導入しています。

21校全て気になるかたは、こちらのリスト記事をご覧ください。

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