【高機能計算機TI84】インターで計算機を買ってと言われたらこれ!

日本ではあまり馴染みのない「TI-84」計算機。 アメリカでは全人口が知っているほど大人気の計算機となっています。 テクサスインストルメンツが製造している関数計算機の「TI-84」はテストでも使用され、インターナショナルスクールでは必須のアイテムとなっています。 性能が良すぎてテストに使用しても本当にいいのか、と罪悪感に包まれるほどの高性能となっています。

今回はそんなTI-84計算機の機能の概要や使用方法までまとめています、学校から「計算機買ってきてね」と言われたらこの記事を参考にして下さい。

目次

TI84計算機はインター学生必須の高機能計算機

TI-84計算機はテクサスインストルメンツが販売している「グラフ関数計算機。」

これが、普通には使いこなせないレベルの関数計算機です。 このTI-84計算機はテクサスインストルメンツが出す計算機の中でも一番の人気商品、多くの学校や大学などでも使われている、インターナショナルスクールの学生さんは必見アイテム。

特に理系の学部では多用されています。 グラフを出力させたり、式を記憶させたり、理数計算機の中でも特に性能が高い、学校に「計算機が必要になるから買ってきて」と中学生頃に言われたらこれがおすすめ。 これ1台で大学まで使える、そんな長寿商品となっています。

この記事で紹介しているのは正規輸入品となっているので保証もついている、並行輸入品が多い中、正規輸入品はしっかりと保証を受けることもでき、並行輸入と大して値段も変わりません。

計算機としてはめちゃめちゃ高い値段となっていますが、それだけの機能がついていて、長持ち。

一回購入すれば大学卒業までこれ1台で、さらに仕事でも使えるでしょう。 学生のときに買ってから10年以上使っている人もいるくらいです。

基本的な操作方法

問題は購入したあと、この計算機「多機能」すぎて一体どうやって使ったらいいのかわかりません!

ボタン多すぎでしょう。

アメリカンスクールの数学では「計算機の使い方」という授業が定期的に組まれていて、授業の一環としてこのTI-84計算機の使い方を勉強します。

充電式なので充電切れに注意

そんな多機能のTI-84計算機、実はリチウムイオン電池の充電式となっています。携帯と同じように充電する必要があります。 充電ケーブルは付属されていますが、アダプターは入っていないので注意。

携帯のアダプターと同じもので使えるでしょう。(通常のUSBです) 充電周期は数ヶ月に1回程度。 計算機なのでそこまで電力使わないというのと、バッテリー容量がそれなりに大きいので充電はそこまでこまめにしなくても大丈夫。

ただテスト前は充電忘れずに充電しましょう! テスト中に使えなくなると相当困ります。

基本的操作はごく一般的な計算機と変わりません。

グラフが書ける、数式を出せる、そんな方法はたくさんあるので別に紹介するとして、通常の「足し算・引き算・掛け算・割り算」は普通の電卓と一緒。 ボタンの配列も見ればわかります。 通常通り「ON」のスイッチを押して電源を点け、すると通常通りに使えます。

時々ソフトウェア・アップデートされているので何か表示が出てきたらアップデートが終わるまで待ちましょう。1-2分程度で終わるはずです。表示は全部英語ですが基本的操作は一緒、ボタンに書いてある通りですので、まずはそこになれましょう。

しかしこのTI-84の醍醐味はそんな単純な計算では無い、色付きのグラフを出したり、計算式を打ち込まずに出力する方法があるのです。

グラフを出力する方法

このTI-84計算機の一番の魅力といえば「グラフが出せる」という事。 まるでエクセルみたい。 計算機本体の右上に「Graph」というボタンがあります。 事前に式を入れておく事でこのボタンをクリックするとグラフを出力する事ができます。

ただちょっと操作がややこしいので注意。 事前に式を入れておく必要があるのですが、その式を入れるためにはGraphとは違うボタンに式を入れて設定する必要があります。

左上端のボタンに「Y=」というボタンがあるのですが、ここに式を入れる事が必須。じゃないと「何出力すればいいの」とエラーになります。

試しにY=の一番上の式に入力してみてください。 たくさん欄があるのは複数の式を入力する事ができ、一気に表示させることができるからです。しっかりカラーディスプレイになっていて沢山の式を入力してもしっかり見えます。 式を入力してから「Graph」と押すとしっかりと表示されます。

テストにはこのグラフを写すだけ!

実は式も使える

さらに何が便利ってその収録されている式の多さ。自分で打ち込む必要すらなく、数字を入れるだけで勝手に計算してくれます。 その種類が多すぎて全然使いこなせないレベルです。

「Math」というボタンを押すと複数の式が登録されている事が確認できます。Fracは分数に変換、Decは小数点に変換、そんな機能はもちろんの事、ルートやLog、素数分解、積分、とまあ思いつく事はなんでもできる。 これはまだまだ序の口。 マトリックスを入力する事もできたり、Distrを押すと(2nd→Vars)確率系の式も収録、Prgmでは自分で事前に式を複数個登録する事もできます。

だから事前に勉強した式を登録させておくこともできる! 表だって出せるし、もうエクセルができる事はほぼこの計算機もできます。 ただあまり細かいグラフの調整ができなかったり、デメリットもあるのでそこをしっかりと理解すれば自分の脳と計算機の掛け合わせて怖いものは無し! 今後どんな数式が出てきても怖がらずに確実に問題を解けます。

チート級の性能を持ったこの計算機はSATで使えます

これはチート級の機能ですよね。 暗記は計算機の使い方だけ!! こんな便利な計算機があるのですが、もうほぼ「エクセル」状態。 自分で式を登録する事もできるので、これは計算捗りそうですよね。

こんなの、絶対テストでは使用出来ないと思うじゃないですか? それがね、 「使えるんです」 テスト使用可です。

こんなに多機能で便利なTI-84計算機、実は「テスト」でも使用可能となっています。 列記とした「進学テスト」で使用が認められています。 進学テスト時にもTI-84は使用可能。 SATと呼ばれるアメリカの進学適正テストの数学セクションで使うことができるのは明記されています。

SATの詳細はこちらの記事から!2023年から新しいデジタルSATが始まりました。まだ少ない日本語でのデジタルSATの概要から対策方法になっています。

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これを使うことが推奨されてるテスト部門。 だから使いましょう。 使い方も覚えましょう。 SATテストでも使うので、通常の授業から慣れるためにも計算機を多用します。数学の授業で計算機を使用し、ましてやテストまで計算機を使うというのは日本人からすると慣れませんが、アメリカンスクールでは通常の光景です。

この多機能計算機「TI-84」はテストで使用可能ですが、同じくテクサスインストルメンツから発売されている一部計算機はこれ以上に「多機能すぎ」で使用不可のモデルもあるのでお気をつけください。 このモデルでも十二分に便利です。 今回はそんなグラフまでもできちゃう関数電卓「TI-84」の紹介でした。

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